お知らせ

【第四報】 皆さまへのお願い_面会禁止 ・ 新型コロナウイルス関連

2020年3月19日(木)17:00 面会禁止のお願い 院内・施設内には、病気や高齢等により免疫力が低下されている方が多数おられます。引き続き(2020年3月19日(木)17:00時点)患者様、利用者様の安全な療養環境を確保するために面会禁止を実施させていただいております。何卒、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。 ■面会禁止概要■ [1]お見舞い・面会禁止 [2]患者様・入所者様の外出・外泊禁止 マスクについて 報道等にもありますように、日本国内において「マスク」が不足している状況です。京都大原記念病院グループ各施設でも、この状況を鑑み「呼吸器症状のある方」「医療行為(処置など)の感染防御策として必要な場合」など優先順位に基づき使用しております。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。 感染予防のお願い 新型コロナウイルスに限らず、インフルエンザ等の呼吸器疾患の感染症対策は「かからない」「うつさない」ことが大切です。手洗い、咳エチケット、正しいマスク着用のほか、栄養と休養を十分にとり体力低下を予防しましょう。 出典:首相官邸ホームページ(http://www.kantei.go.jp/jp/content/000059525.pdf)   新型コロナウイルス関連  中国武漢市において、新型コロナウイルスによる肺炎患者が多数確認されており、日本国内でも患者発生が複数報告されております。過剰に心配することなく、風邪やインフルエンザと同様に、まずは咳エチケットや手洗いなどの感染症対策を行うことが重要です。新型コロナウイルス肺炎の感染拡大を防止するため、次の「相談の目安」に該当する方は、専用の相談窓口へご連絡ください。 [相談の目安] ■風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。 (解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます) ■強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。 (高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合) [相談窓口] 厚生労働省電話相談窓口(web) 9時~21時(土日・祝日も実施) 0120(565)653   京都市 電話相談窓口(web) 土・日・祝日を含む24時間 075(222)3421   京都府 電話相談窓口(web) 平日・土・日・祝日 24時間対応 075(414)4726   上記内容は2020年3月19日(木)17:00時点の情報です。今後の対応については、厚生労働省等から発表される最新情報等に基づき対応いたします。情報は随時更新・ご案内して参ります。ご迷惑をおかけしますが、皆様のご理解・ご協力いただきますようお願い申し上げます。   【過去の対応状況】 第三報(こちら)2020年3月11日(水)9:00時点 第二報(こちら)2020年2月25日(火)19:00時点 第一報(こちら)2020年2月21日(金)17:00時点 京都大原記念病院グループ 感染対策委員長 2020年3月19日(木)17:00    

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【第三報】 皆さまへのお願い_面会禁止 ・ 新型コロナウイルス関連

2020年3月11日(水)9:00 面会禁止のお願い 院内・施設内には、病気や高齢等により免疫力が低下されている方が多数おられます。引き続き(2020年3月11日(水)9:00時点)患者様、利用者様の安全な療養環境を確保するために面会禁止を実施させていただいております。何卒、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。 ■面会禁止概要■ [1]お見舞い・面会禁止 [2]患者様・入所者様の外出・外泊禁止 マスクについて 報道等にもありますように、日本国内において「マスク」が不足している状況です。京都大原記念病院グループ各施設でも、この状況を鑑み「呼吸器症状のある方」「医療行為(処置など)の感染防御策として必要な場合」など優先順位に基づき使用しております。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。 感染予防のお願い 新型コロナウイルスに限らず、インフルエンザ等の呼吸器疾患の感染症対策は「かからない」「うつさない」ことが大切です。手洗い、咳エチケット、正しいマスク着用のほか、栄養と休養を十分にとり体力低下を予防しましょう。 出典:首相官邸ホームページ(http://www.kantei.go.jp/jp/content/000059525.pdf)   新型コロナウイルス関連  中国武漢市において、新型コロナウイルスによる肺炎患者が多数確認されており、日本国内でも患者発生が複数報告されております。過剰に心配することなく、風邪やインフルエンザと同様に、まずは咳エチケットや手洗いなどの感染症対策を行うことが重要です。新型コロナウイルス肺炎の感染拡大を防止するため、次の「相談の目安」に該当する方は、専用の相談窓口へご連絡ください。 [相談の目安] ■風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。 (解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます) ■強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。 (高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合) [相談窓口] 厚生労働省電話相談窓口(web) 9時~21時(土日・祝日も実施) 0120(565)653   京都市 電話相談窓口(web) 土・日・祝日を含む24時間 075(222)3421   京都府 電話相談窓口(web) 平日・土・日・祝日 24時間対応 075(414)4726   上記内容は2020年3月11日(水)9:00時点の情報です。今後の対応については、厚生労働省等から発表される最新情報等に基づき対応いたします。情報は随時更新・ご案内して参ります。ご迷惑をおかけしますが、皆様のご理解・ご協力いただきますようお願い申し上げます。   【過去の対応状況】 第二報(こちら)2020年2月25日(火)19:00時点 第一報(こちら)2020年2月21日(金)17:00時点 京都大原記念病院グループ 感染対策委員長 2020年3月11日(水)9:00    

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【重要】京都市域リハビリテーション協力病院事業研修会「延期」のお知らせ

「新型コロナウィルス」の感染拡大の状況を鑑み、3月26日(木)に開催を予定していた「京都市域リハビリテーション協力病院事業研修会 回復期リハビリテーション病棟を知ろう!~keyword 連携~」を「延期」させていただくことといたしました。 代替開催につきましては、今後の状況を考慮しながら検討して参ります。参加をご予定くださった方など、皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。   研修会: 京都市域リハビリテーション協力病院事業研修会 回復期リハビリテーション病棟を知ろう!~keyword 連携~   日 時: 3月26日(木)14:00~16:30 → 延期 (代替日程は決定次第、ご案内いたします)   2020(令和2)年3月10日 医療法人社団行陵会 京都大原記念病院 院長 垣田 清人

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【第二報】 皆さまへのお願い_面会禁止 ・ 新型コロナウイルス関連

2020年2月25日(火)19:00 面会禁止のお願い 院内・施設内には、病気や高齢等により免疫力が低下されている方が多数おられます。患者様、利用者様の安全な療養環境を確保するために面会禁止を実施させていただきます。何卒、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。 ■面会禁止概要■ [1]お見舞い・面会禁止 [2]患者様・入所者様の外出・外泊禁止 マスクについて 報道等にもありますように、日本国内において「マスク」が不足している状況です。京都大原記念病院グループ各施設でも、この状況を鑑み「呼吸器症状のある方」「医療行為(処置など)の感染防御策として必要な場合」など優先順位に基づき使用しております。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。 感染予防のお願い 新型コロナウイルスに限らず、インフルエンザ等の呼吸器疾患の感染症対策は「かからない」「うつさない」ことが大切です。手洗い、咳エチケット、正しいマスク着用のほか、栄養と休養を十分にとり体力低下を予防しましょう。 出典:首相官邸ホームページ(http://www.kantei.go.jp/jp/content/000059525.pdf)   新型コロナウイルス関連  中国武漢市において、新型コロナウイルスによる肺炎患者が多数確認されており、日本国内でも患者発生が複数報告されております。過剰に心配することなく、風邪やインフルエンザと同様に、まずは咳エチケットや手洗いなどの感染症対策を行うことが重要です。新型コロナウイルス肺炎の感染拡大を防止するため、次の「相談の目安」に該当する方は、専用の相談窓口へご連絡ください。 [相談の目安] ■風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。 (解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます) ■強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。 (高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合) [相談窓口] 厚生労働省電話相談窓口(web) 9時~21時(土日・祝日も実施) 0120(565)653   京都市 電話相談窓口(web) 土・日・祝日を含む24時間 075(222)3421   京都府 電話相談窓口(web) 平日・土・日・祝日 24時間対応 075(414)4726   上記内容は2020年2月25日(火)19:00時点の情報です。今後の対応については、厚生労働省等から発表される最新情報等に基づき対応いたします。情報は随時更新・ご案内して参ります。ご迷惑をおかけしますが、皆様のご理解・ご協力いただきますようお願い申し上げます。   【過去の対応状況】 第一報(こちら)2020年2月21日(金)17:00時点 京都大原記念病院グループ 感染対策委員長 2020年2月25日(火)19:00    

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【第一報】 感染症対策 ・ 新型コロナウイルス関連

新型コロナウイルス関連  中国武漢市において、新型コロナウイルスによる肺炎患者が多数確認されており、日本国内でも患者発生が複数報告されております。過剰に心配することなく、風邪やインフルエンザと同様に、まずは咳エチケットや手洗いなどの感染症対策を行うことが重要です。新型コロナウイルス肺炎の感染拡大を防止するため、次の「相談の目安」に該当する方は、専用の相談窓口へご連絡ください。   [相談の目安] ■風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。 (解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます) ■強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。 (高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合)   [相談窓口] 厚生労働省電話相談窓口(web) 9時~21時(土日・祝日も実施) 0120(565)653   京都市 電話相談窓口(web) 土・日・祝日を含む24時間 075(222)3421   京都府 電話相談窓口(web) 平日・土・日・祝日 24時間対応 075(414)4726   皆さまへのご理解・ご協力のお願い [感染予防のお願い] 新型コロナウイルスに限らず、インフルエンザ等の呼吸器疾患の感染症対策は「かからない」「うつさない」ことが大切です。手洗い、咳エチケット、正しいマスク着用のほか、栄養と休養を十分にとり体力低下を予防しましょう。 出典:首相官邸ホームページ(http://www.kantei.go.jp/jp/content/000059525.pdf)   [マスクについて] 報道等にもありますように、日本国内において「マスク」が不足している状況です。京都大原記念病院グループ各施設でも、この状況を鑑み「呼吸器症状のある方」「医療行為(処置など)の感染防御策として必要な場合」など優先順位に基づき使用しております。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。   [面会制限のお願い] 院内・施設内には、病気や高齢等により免疫力が低下されている方が多数おられます。患者様、利用者様の安全な療養環境を確保するために面会制限を実施させていただきます。何卒、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。   ■面会制限概要■ [1] 20200221ポスター ご面会はご家族・キーパーソンのみと致します。なるべく少人数でのご面会としていただき、短時間でお願いいたします。 家族:配偶者、両親、子供、兄弟 キーパーソン:身の回りの世話をされる方(連絡先を伺っている方)   [2] 受付で「面会簿」を記入いただき、「面会許可証」をつけてご面会ください。面会時のマスク着用と手指消毒にご協力ください。   [3] 中学校就学未満(12歳以下)の面会はご遠慮ください。   上記の方でも以下に該当する方は、面会をお控えください。 ☑ 熱っぽい、熱がではじめた ☑ 咳が出ている ☑ のどが痛い ☑ 鼻水が出る ☑ 身体がだるい ☑ 家族や近親者がインフルエンザにかかっている ☑ 最近、中国(アジア)へ渡航した   京都大原記念病院グループ 感染対策委員長    

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元気を保つ、5つの予防!

1月30日(木)京都シニア大学の一般教養講座で、京都大原記念病院 副院長 三橋尚志 医師が「元気を保つ、5つの予防」と題して講演しました。京都新聞ホールに集まった同大学の学生約200名が聴講されました。同大学とは2019年春から、心と体の健康をテーマに「ウェルネス部」としても活動を重ねています。講演の要旨をご紹介します。 介護予防にまつわる5つの考え方 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活を送ることができる期間を示す「健康寿命」の重要性がいよいよ増しています。その意味で、要介護状態を未然に防ぐこと、または既に要介護状態の場合は状態が悪化しないよう努めることを意味する「介護予防」も大切になります。 介護予防には従来大きく3つの考え方がありました。まずは適切な運動などを通じ(要介護状態のきっかけとなる)病気にならないための「一次予防」。そして、病気などを早期に発見、治療するための「二次予防」。病気を発症しなんらか後遺症が現れた時のリハビリテーションに取り組み早期社会復帰を目指す「三次予防」というものです。こうした考え方のなかで、市町村など自治体や地域のボランティアが主体となって介護予防の普及・啓発活動や各種健診事業などが展開されています。近年はこれに加えて「0(ゼロ)次予防」「つながる予防」という2つの考え方の重要性が提唱されるようになりました。   環境面から健康づくりを促す 「0(ゼロ)次予防」とは、「健康づくりの行動を助けるための環境づくり」を意味します。例えば、タバコの値上げや喫煙所の撤去などが分かりやすい事例です。健康に悪影響を及ぼすタバコを吸える環境を無くすことで、禁煙を促しています。飲食店等でのカロリー表示も、その表示から適切な食事量を心がけるよう促す意味で同様の位置づけと捉えられます。 事例として当院が回復期リハビリテーション病院となった頃の話をご紹介します。おむつを着用される患者様を、看護師や介護職を中心に時間を決めてトイレ誘導をするようにしました。すると患者様から自発的に「トイレに行きたい」という声が上がるようになりました。おむつをしていると、尿意が分からなくなりますが、一定のハードルを設けることで排泄の自立に近づくことができました。こうした場面も経験し、安全面から言えばベストなバリアフリーも、介護予防という面からすると必ずしもそうではないということを感じます。 「自分の体質を知って取り組む健康づくり」という意味もあります。滋賀県長浜市では「健康づくり0次クラブ」として長浜市と京都大学が共同で約1万人の住民を対象に健診を実施し10年以上の追跡調査など実施されているほか、健康づくりに関するさまざまな普及・啓発活動を実施されています。検診に参加されている方は全て有志で集まった方ということで、非常に興味深く、すばらしい取り組みと考えています。このように環境面からの取り組みも様々に存在します。   周囲とのつながりが健康を維持する もう一つは「つながる予防」。例えば脳卒中などを発症し、何らかの後遺症が現れた場合、身体機能を取り戻して家に帰ることを目標にリハビリテーションに取り組みます。しかし、家に帰れたからといってそれだけでいいものではありません。 人は家庭や地域社会、職場や学校など何らかの集合に参加し、様々なつながりのなかで生きています。病気などをきっかけに要介護状態となると、外出が減り、結果として周囲とのつながりが薄れて家に閉じこもってしまうこともあります。病気にともなう障害は、手や足が動かないといった身体機能面だけでなく、周囲とのつながりや家族との円満な生活ができなくなることへと本質が変化して行くと言えます。 当院の役割は脳卒中の後遺症などを抱えた患者様の社会復帰を支援することです。退院支援をする時にもこうした目線は多職種で持ち、入院前に何らかの団体に参加し活動されていた患者であれば、どうすれば会場への移動がしやすくなるか、会場での活動がしやすい状態になるのか。そうした目線で目標を立てて、支援に当たっています。 2025年には団塊の世代が全員後期高齢者(75歳)を迎えます。こうした背景を踏まえ、住み慣れた環境で過ごし続けられる仕組みとして地域包括ケアシステムが提唱されてきました。しかし、75歳という年齢の方は最近非常にお元気です。 近年は看取りの増加、高齢者の孤立・困窮など様々な社会的諸問題が見込まれる2040年に向けた「地域共生社会」が意識され、若者から高齢者まで幅広い世代がつながり共生していくための仕組みづくりが模索されています。   いつまでも健康に 病気の予防、早期発見・治療、適切なリハビリテーションに加えて、近年は健康づくりの行動を助けるための「環境づくり」や、家族、友人、社会、職場などとの「つながり」も健康を維持していくうえでは大切になることを知っていただければと思います。   【Profile】 三橋尚志(みつはしたかし) ■役職等■ 京都大原記念病院 副院長 京都大原記念病院グループ 医療連携室 室長 一般社団法人 回復期リハビリテーション病棟協会 会長 ⇒ 就任記念インタビューはこちら   ■資格等■ 日本リハビリテーション医学会指導医 日本整形外科学会指導医 日本リウマチ学会指導医

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市立洛北中学校のみなさんが、生き方探究・チャレンジ体験でご来院!

京都市で生き方探究教育の一環として取り組まれる「 生き方探究・チャレンジ体験 」。市内中学生がさまざまな仕事体験を通じて、将来、社会で役割を果たし、自分らしく生きることに役立ててもらうための社会体験活動です。平成12(2000)年にスタートし、約20年続くこの取り組みに賛同し、京都大原記念病院でも毎年、体験実習を受け入れています。   今年も自ら希望された市立洛北中学校2年生がご来院。若手のセラピストがインストラクターとなってリハ医療、介護の現場を体験されました。 写真は装具を使って「高齢者疑似体験」をされた時の様子です。加齢にともなう体の変化、病気により体の麻痺などを体感。インストラクターからは「耳が遠くなった時、車の接近に気付かず事故のきっかけにもなる」「筋力が落ちた時、動く電車で立っているのは本当に大変。ぜひ声をかけてあげて。」など、誰しもに起こり得る変化が起きた時、社会の見え方は今の当り前とは大きく変わることなどをお伝えしました。 参加者からは「普段、意識したこともなかったけれど、自分が思っている以上に体はしんどかった。できるだけ手伝いたい。」「視野が狭くなると、足元でもわざわざ下をジッと見ないとよくわからない。外を歩いていると大変。見かけたら声をかけたい。」など、それぞれに感想を抱かれた様子でした。   当院としてもこうした取り組みを通じ、生徒さんの将来が一層自分らしいものとなる一助になればとても嬉しく、また医療・介護の仕事に興味を持っていただくきっかけとなれば幸せに思います。 ------------------------------------------------------ 「あなたらしく」のためにできるすべてを。 京都大原記念病院 https://kyotoohara.jp/ ------------------------------------------------------

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\私たちの想い/ スローガンを一新!!!

京都大原記念病院は令和2(2020)年の年頭に際し、スローガンを一新しました。   「あなたらしく」のためにできるすべてを。 私たちがチーム一丸となって 寄り添い、歩みあい、 その人らしい人生として輝かせる   当院は、回復期リハビリテーション病院として、「自立支援」「介護負担の軽減」「安心の提供」をリハビリテーションの目的と定めて患者様の社会復帰を支援して参りました。私たちの行動は全て、脳卒中など突然の病に戸惑いながらも、目の前の現実を受け入れ前を向く患者様の生活が、より「その人らしい」ものとなることを目指すものです。 そのために何より大切なのは、特別なことではなく、医師を中心に看護師、セラピスト、介護職、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなど多職種がチームで向き合うことと考えて取り組んで参りました。新年を迎えるに当り、そうした想いや決意を今一度胸に刻み日々実践していくべく新たなスローガンを明文化しました。 当院は患者様、家族様、連携医療機関、地域の皆さまなど多くのご支援のもとで成り立っております。今後とも変わらぬご支援、ご指導をいただきますようお願いいたします。 京都大原記念病院 院長  垣田清人

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『木村紀久雄展-ともに生きてる-』を開催します。

2020年1月15日(水)から約1か月間、御所南リハビリテーションクリニックの患者の木村紀久雄さんの作品展『木村紀久雄展-ともに生きてる-』を京都大原記念病院 作業療法室前で開催しています。木村さんは、2016年頃より歩行困難となり脊柱管狭窄症と診断され、同年に腰、2018年には首の手術を経験。2度目の術後、利き手にも障害が現れ、脚と共にリハビリを開始されました。 一時は閉じた指を自力で開くことができず、あきらめそうになるも、「もう一方の手で描けばいい、面白い線が描けるかも」などと前向きに捉え描き続けられました。2019年10月、リハビリと並行して創作された作品で個展を開催。「背中を押してくれる人たちや出来事があってのことだった」と実感し、人や人の営みと共に生きていることを改めて感じる機会になったそうです。現在も『日常に面白さや楽しさを感じること』を大切に、創作を続けておられる木村さん。面白いや楽しいと感じてもらえたら嬉しい、と今回の展示に至りました。 京都大原記念病院としても、ぜひこうした想いに触れていただくことを願っております。限られた期間となりますが、ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。 ■作品の展示に際し木村さんにインタビューしました(詳しくはこちら)

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【外部発表のご紹介】回復期病棟脳卒中患者の運動機能が日常生活動作に及ぼす影響~退院時におけるFACT・BBS・FMAと運動FIMの関連性~

日々提供するリハビリテーション医療がより良いものとなるよう、様々なテーマで各職種が研鑽に努め、学会などでの外部発表などに取り組んでいます。本日はその一例として当院の理学療法士が発表した「脳卒中患者が効率よく日常生活動作を改善していくために必要な運動療法の検討」をテーマとした演題をご紹介します。   回復期病棟脳卒中患者の運動機能が日常生活動作に及ぼす影響 ~退院時におけるFACT・BBS・FMAと運動FIMの関連性~   久保田一誠 京都大原記念病院 理学療法士 2019年11月リハビリテーション・ケア合同研究大会   回復期リハビリテーション病棟(回リハ病棟)では、2016年4月の診療報酬改定で「アウトカム評価」の仕組みが導入され「成果(実績指数)」が明確に求められるようになりました。入院患者の日常生活自立度を示すFIM(Functional Independence Measure)がどの程度の期間で改善したかを指標とし、効率的な効果の発揮が求められています。 今回の研究テーマは脳卒中患者が、効率よく運動FIMを改善していくために必要な運動療法の検討です。 運動FIMとは、日常生活にある食事や整容(身なりを整える)、排泄など13項目の生活動作ができているかどうかを7点満点で評価する指標です。各項目6点以上、合計70点以上で補助具等を用いれば身の回りのことが自分でできると判断されます。 2018年10月から2019年3月までに京都大原記念病院の回リハ病棟を退棟した脳卒中患者87名を対象に、運動FIMと4つの運動機能評価の関連性を検討しました。用いたのは、主に座った状態でのバランス能力の評価(FACT:Functional Assessment for Control of Trunk)、主に立った状態でのバランス能力の評価(BBS:Berg Balance Scale)、脳卒中患者の上肢・下肢の機能障害の程度(FMA:Fugl-Meyer Assessment)。これら4つの評価結果と運動FIMの関連性を調査し、どのような運動機能が日常生活動作に影響を及ぼすかを調査しました。   全体では、バランス能力の評価結果と運動FIMには関連性が見られ、特に身の回りのことが自立している方(運動FIM 70点以上)は、座った状態、立った状態ともバランス能力は許容範囲以上のバランス能力が必要であり、運動FIMの改善にバランス能力が大きく関係することが確認されました。 さらに、運動FIMを細分化し検証すると、特に座った状態のバランスと身の回りの動作の自立との関連性を確認できました。加えて、体を拭く動作には上肢の運動機能、ズボンやパンツなどの着替えや浴槽への移動には下肢の運動機能も関連することが確認できました。 以上の結果から、静的に立つ、歩く練習をするだけでなく、座った状態での日常生活の動きのバランス練習が重要となることが分かりました。また今回の検討を通して「生活の質(QOL:Quality of life)」と「日常生活自立度(ADL:Activities of daily living)」は必ずしも一致しないこと。状態によっては、運動FIMで検討し、日常生活自立度の向上を図ることが生活の質向上につながるが、そうでない対象者も存在することを再認識することができました。 今後、運動機能(バランス能力や機能障害など)をより細分化した検証を進め、患者様一人ひとりの状態に合わせた運動療法を提供していけるよう取り組んで行きたいと思います。   抄録はこちら

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