院長のご挨拶

患者様中心の医療を組織から

2027年に予定されている京都大原記念病院の新築移転を見据え、私たちは今、改めて「組織づくり」に力を注いでいます。リハビリテーションは医師だけでなく、看護師、介護職、セラピスト、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなど多職種が関わる共同作業です。そのためには、お互いが対等に意見を交わし合える風土や、共通の価値観・理念の共有が不可欠です。現場で働くスタッフが主役となり、患者様の満足度やモチベーションを高めるための工夫を重ねてこそ、本当の意味での「患者様中心の医療」が実現できると信じています。京都大原記念病院の原点である「リハビリテーション専門病院」としての誇りを胸に、地域の皆様に信頼される医療を提供してまいります。

京都大原記念病院 院長

児玉直俊 【Naotoshi Kodama】

順天堂大学医学部卒。初期臨床研修修了後、市中病院および京都府立医科大学付属病院で循環器診療に従事。その後、市内の回復期リハビリテーション病院や同大学リハビリテーション医学教室を経て、2018年京都近衛リハビリテーション病院院長補佐に就任。2022年10月 同 院長に就任。2025年4月より現職。

児玉直俊院長