市立洛北中学校のみなさんが、生き方探究・チャレンジ体験でご来院!
京都市で生き方探究教育の一環として取り組まれる「 生き方探究・チャレンジ体験 」。市内中学生がさまざまな仕事体験を通じて、将来、社会で役割を果たし、自分らしく生きることに役立ててもらうための社会体験活動です。平成12(2000)年にスタートし、約20年続くこの取り組みに賛同し、京都大原記念病院でも毎年、体験実習を受け入れています。
今年も自ら希望された市立洛北中学校2年生がご来院。若手のセラピストがインストラクターとなってリハ医療、介護の現場を体験されました。
写真は装具を使って「高齢者疑似体験」をされた時の様子です。加齢にともなう体の変化、病気により体の麻痺などを体感。インストラクターからは「耳が遠くなった時、車の接近に気付かず事故のきっかけにもなる」「筋力が落ちた時、動く電車で立っているのは本当に大変。ぜひ声をかけてあげて。」など、誰しもに起こり得る変化が起きた時、社会の見え方は今の当り前とは大きく変わることなどをお伝えしました。
参加者からは「普段、意識したこともなかったけれど、自分が思っている以上に体はしんどかった。できるだけ手伝いたい。」「視野が狭くなると、足元でもわざわざ下をジッと見ないとよくわからない。外を歩いていると大変。見かけたら声をかけたい。」など、それぞれに感想を抱かれた様子でした。
当院としてもこうした取り組みを通じ、生徒さんの将来が一層自分らしいものとなる一助になればとても嬉しく、また医療・介護の仕事に興味を持っていただくきっかけとなれば幸せに思います。
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「あなたらしく」のためにできるすべてを。
京都大原記念病院
https://kyotoohara.jp/
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