お知らせ

北部連携パスで医療従事者向けに講演!

11月11日(月)第2回 京都府北部脳卒中・大腿骨近位部骨折地域連携パス運営会議(以下、北部連携パス会議)にお招きいただき、グリーン・ファーム・リハビリテーション®について京都大原記念病院の木村彩香医師らが講演しました。

会場となった綾部市立病院が位置する京都府北部地域は、自然に恵まれて農業に取り組まれる住民も多い大原と似た環境にあります。今回はそうした似た環境を最大限に活かした取り組みに「私たちにも通じる様々な可能性があるのではないか」と機会をいただきました。当日は、医師や医療ソーシャルワーカー等 約50名が参加されました。

講演では地産地消の取り組みから始まり、地元野菜を取り入れることから作ることへ。そして農業指導いただくタキイ種苗㈱との出会いや、患者様からの「リハビリとして農業をやってみたい」という声に応える形で活動が本格化してきた経緯。農業活動を通じて広がった地域との関わりなどを冒頭にご紹介。

その後は、同地域の医療機関から転院され、実際にグリーン・ファーム・リハビリテーション®に取り組まれた方を含む3名の症例をご紹介しました。機能改善効果をエビデンスで示すには、データ蓄積などの課題があるとしながらも、表情の違いや意欲向上など現場では通常の訓練との明らかな違いを感じていることにも触れました。参加者からも「こんなに表情が変わるものか」驚かれる声や、普段家庭菜園をされている方などから「どんな品種を育てているの?」などご興味をお持ちいただけたご様子でした。

着実に歩みを進める取り組みにご興味をお持ちいただく方が増えていることも励みに、一層高みを目指して取り組んでいきます。

 

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