【広報誌】和音6月号を発行しました!
京都大原記念病院グループが毎月発行する「広報誌 和音6月号」を発行しました! ★詳しくはこちら
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2018年初めての真夏日を記録した5月15日、京都大原記念病院の患者様と職員が、トマト・キュウリ・ナス・オクラなどの夏野菜の定植を行いました。 グリーン・ファーム・リハビリテーション®の一環として、セラピストとともにタキイ種苗株式会社 技術員の農業指導の下で実施され、30名が参加しました。 苗の植え付けには“しゃがむ”と“手の動き”の動作があります。“手の動き”には、①スコップで土を掘る②苗をポットから抜いて苗土の底をほぐす③苗を植えて土をかぶせるなどがあります。 ”しゃがむ”のが難しい方には、立ち姿勢や車いすに座ったまま種まきができる”パイプ”を利用してむらさきインゲンやエダマメの播種をしていただきました。 参加者のお一人に「このキュウリは7月に収穫できますよ」と声をかけると、「ここに植えたのを覚えておかないと。草むしりにもこないとね」と楽しみにされているご様子でした。 今回定植した夏野菜は、7~9月に収穫時期を迎えます。 また、7月にはゴーヤとキュウリの大きな葉と“つる”を利用したグリーン・トンネルが出来上がる予定です。
5月15日(火)葵祭巡幸にあたり、一部ルート変更をいたします。 ㋺系統(出町柳ルート便)の1便(10時台)において、「京都地方裁判所前(10:54)」「京都御苑 堺町御門前(11:02)」「府立医科大学病院前(11:06)」には停車せず、通過いたします。 葵祭当日は交通規制により、終日大幅な遅れが予想されますので、ご理解・ご了承のほどよろしくお願いいたします。 --- 本件に関するお問い合わせはこちら --- 京都大原記念病院グループ 総務部 送迎バス担当 Tel.075-744-3121 (京都大原記念病院 代表)
「ドクター登場」とは、京都大原記念病院グループの医師 が趣味や最近の取り組みなど身の回りの話題に、医師ならではの目線も織り交ぜてご紹介するエッセイのコーナーです。 今回は、京都大原記念病院の常勤医 木村彩香医師(神経内科)です。 指導医として担当する「グリーン・ファーム・リハビリテーション(R)」についてのお話です。 リハビリテーションが必要な患者さまの年齢も幅があり、ご高齢の患者さまも自宅に帰るために日々リハビリテーションに取り組んでおられます。 しかし、認知機能の低下(物忘れ)のためリハビリテーションで実施している訓練の内容がなぜ必要であるかを正しく理解できなかったり(例えば、「手の動き」をよくするために洗濯ばさみをいくつも棒にはさんでいく。丸めてある紙を広げるなど)、つまらなくて積極的にリハビリテーションに取り組めない場合もあります。効果的なリハビリテーションを行うには患者さま自身の「やる気」が大変重要です。 当院では、グリーン・ファーム・リハビリテーション(R)があり屋外で畑を通してリハビリテーションを実施できる特徴をもっています。畑での収穫作業などを通し「トマトを収穫しよう」「今日はきゅうり収穫しよう」という目で見てもわかる明確な目標があると患者さまは自分から収穫をしようとがんばってくださいます。 その「収穫」という動作には「移動能力」(車いすでも畑には行けますが、歩行可能な方は屋内の不整地な道を歩く訓練になります。)、「高次脳機能」(どの野菜が熟していて収穫に適しているかを判断する。)、「バランス」(収穫する野菜に手を伸ばした時にバランスをとる。)、「手の動き」(野菜に到達するまでの距離を把握して手を伸ばします。また、野菜を収穫するときには野菜を持って鋏で切る、または引っ張る動作が必要です。)など様々な能力が必要であり、自然にそれらのリハビリテーションを実施することができます。また「収穫」だけでなく、「苗を植える」「水をやる」「間引く」などもグリーン・ファーム・リハビリテーション(R)は実施しています。今後はビニールハウスで冬季にも実施できるように計画中です。 従来のリハビリテーションでは「やる気」が出にくい患者さまでもグリーン・ファーム・リハビリテーション(R)では「よし、あの野菜を収穫するぞ。」と「やる気」をもって取り組んでいただける例も多くみられます。 これから夏野菜が収穫の時期を迎えます。また今年もたくさんの患者さまがグリーン・ファーム・リハビリテーション(R)を通して笑顔でリハビリテーションに取り組み自宅に退院されることを願っています。 ※ グリーン・ファーム・リハビリテーション(R)は医療法人社団 行陵会の登録商標です。
京都大原記念病院グループが毎月発行する「広報誌 和音5月号」を発行しました! ★詳しくはこちら
種まき、草引き、収穫、そして調理して食べる。 野菜が育ち、食べるまでの過程を農地(≒不整地)で、訓練プログラムの一環とするのが「グリーン・ファーム・リハビリテーション」です。 京都大原記念病院敷地内の農園で「自然豊かな大原だからできること」として力を入れる活動の一つです。 タキイ種苗㈱との出会いから発展してきたこの取り組みの様子が連携記録としてまとまり、全五章構成で同社ホームページに公開されました。 同社との出会いから、実際の農園、食事、研究の取り組み、そしてこれからの展望がまとまりました。 連携記録「医・食・農一体の取り組み~京都大原記念病院との連携が生んだグリーン・ファーム・リハビリデーション~」はこちらからからご覧ください。 タキイ種苗株式会社 ホームページ http://www.takii.co.jp/ 「トップページ」⇒「社会への貢献」⇒「医・食・農一体の取り組み」とご覧ください。
さくらが満開となった4月8日、京都センチュリーホテル(京都市下京区)で昨年12月に続く第2回 いきいき健康セミナー&特別お食事会を開催しました。 いつまでも健康であるために―。 当日は「食と運動」をテーマにしたセミナーをお聞きいただいた後、ホテルに協力をお願いし大原の食材を取り入れたお食事を召し上がっていただきました。 各テーブルには医師、看護師、作業療法士、管理栄養士、ケアマネジャーなど、京都大原記念病院グループのスタッフや、参加者同士など、日頃から健康のために取り組んでいることなどの話題で和やかに進行しました。 セミナーで講師を務めたのは、三橋尚志医師(京都大原記念病院 副院長)。 超高齢化が進むなか、いかに健康寿命が延伸できるかが大切であるということ。そしてそのキーワードとなってきた「ロコモティブシンドローム(通称:ロコモ)」「サルコペニア」「フレイル」などの内容を交えてご紹介しました。 しっかり食べられるよう、口の中をケアしましょう。 筋肉を保つため、肉、魚、卵などの動物性の食品も食べましょう。 有酸素運動と筋トレを無理のない範囲で行いましょう。 ボランティア・サークルなど社会活動にも参加しましょう。 こうしたメッセージを込めたセミナーに、参加者からは「お話がとても分かりやすく実践したいと思う」や「今後もセミナーに参加したい」と喜びのお声をたくさんいただきました。 今後も、いろいろな健康増進の取り組みを進めていきます。
第12回京都大原記念病院グループ研究大会が2月25日、「次の一歩~地域共生社会をつくる大原型医療・介護~」をテーマに、京都市左京区の国立京都国際会館で開かれました。 大会はグループ各職種の職員が、日頃の業務を通じての研究成果を発表する大会で、豊田久美子・京都看護大学学長の指導を受けた12の一般演題と、脳科学と近衛新病院に関する特別演題2件が発表されました。 全員の投票で選ばれる理事長賞には「NICD による微振動を与えることの効果について~重症肺炎の一症例の実践~」(発表者=京都大原記念病院 吉田・看護師)が、医療部門から選ばれる院長賞に「市販品の加圧シャツ装着による脊髄小脳変性症の運動失調軽減効果~三次元動作解析装置を用いた量的検証と症例と健常者との比較」(発表者=御所南リハビリテーションクリニック 木谷・作業療法士)、福祉部門から選ばれる児玉英理子賞に「サービスチェックシートの導入から見えたもの~サービスの質向上に向けて~」(発表者=介護教育担当者 田邉・介護福祉士)がそれぞれ選ばれました。 研究の完成度を高めるのに貢献した質問を表彰するベストクエスチョン賞は、河原畑・看護師(訪看宝ヶ池)と平石・看護師(訪看たかの)の二人が受賞しました。受賞者の表彰は7月4日の創立記念祝典で行われます。 特別講演は御所南リハビリテーションクリニックの八木 医師が「リハビリテーションが脳にもたらす影響~NIRS(近赤外光脳機能イメージング)を用いた検討」と題して、垣田清人・京都大原記念病院院長が4月開院の「京都近衛リハビリテーション病院の役割」と題して発表しました。
大相撲伊勢ノ海部屋の幕内力士・勢関や錦木関らが2月24日、京都市左京区大原の特別養護老人ホーム「大原ホーム」など京都大原記念病院グループの各施設を訪れ、相撲甚句を披露したり記念撮影に応じたりして高齢のご入居者らを元気づけました。 同部屋の力士の来訪は昨年に続き2回目。関取二人のほか同部屋の甲山親方(元幕内・大碇)、三段目の鳴滝さん(右京区出身)、序二段の小野さん(伏見区出身)が訪れました。 5人は地域交流スペースで開かれていた「ちゃんこ交流会」に登場。会場には同ホームと介護老人保健施設博寿苑のご入居者やご利用者と家族ら約80人が集って、ちゃんこを食べたり、勢関が横綱白鵬から金星を挙げた際の映像を眺めたりしていましたが、5人の登場を拍手で出迎えました。 親方のあいさつの後、5人は会場を回り、求めに応じて握手や記念撮影を行って交流しました。最後に親方、勢関、錦木関が相撲甚句や歌で自慢ののどを披露し、鳴滝さんは得意のピアノで会場を盛り上げました。 交流会に先立ち5人は御所南リハビリテーションクリニック、ライフピア八瀬大原Ⅰ番館、おおはら雅の郷、ケアハウスやまびこも訪問。車いすを押したり、握手や写真撮影に応じるなどしてご利用者と交流を深めました。 この日のイベントでいただいたちゃんこは、味噌仕立ての特製つくね風。大原産の白菜、春菊、ニンジンを使ってグループ職員が調理に当たりました。
3月11日(日)、全国車いす駅伝の当日午後は交通渋滞が予測されます。 シャトルバスは通常通り運行致しますが、ダイヤの大幅な遅延など発生する可能性がございます。 皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い致します。 --- 本件に関するお問い合わせはこちら --- 京都大原記念病院グループ 総務部 送迎バス担当 Tel.075-744-3121 (京都大原記念病院 代表)