【病棟レクリエーション】 立派な桜が病棟に咲きました。
京都大原記念病院の病棟内に立派なさくらが咲きました。病棟内の患者様にも季節を感じてもらえるようにと、毎月テーマを設けて飾り物をしています。今月のテーマは「桜」。お花紙で一つひとつ作り、サービスステーション前とデイルーム壁一面に見事に花開きました。花の数はゆうに300個を超える大作となりました。
飾りつけは季節感の演出だけではなく、病棟レクリエーションの一環でもあります。介護スタッフが中心となって、シンプルな動きで作業が完結できるよう準備し、ご希望の患者様にご参加いただいています。紙を折ってハサミで切り、広げて形を整える、手や指先を使った運動の機会となることを目指しています。
また、このおはな紙は小学校や保育園でも使用されているもので患者様の中にも懐かしいと言われる方もいらっしゃいました。紙が薄い分拡げる作業が難しい様子でしたが、時間さえあれば皆さん協力して仕上げていらっしゃいました。
作業をしていると、自然と会話が生まれ、患者様同士のコミュニケーションの機会ともなっています。患者様のなかには、作業療法プログラムの一環として行う方もおられます。作品を飾って楽しむ方もおられ、病棟内の良い共通の話題になっています。
回復期リハビリテーション病棟では1日最大3時間のリハビリ訓練を実施しますが、それ以外の病棟生活の過ごし方もとても大切です。病棟生活自体がリハビリの機会となるように、また季節感を楽しんでいただく演出として、多職種が協力して工夫しています。
また、12月には病棟全体でクリスマス会を開催しました。スタッフ一同、患者様とともにがんばって飾りつけをし、クリスマスの雰囲気をだせたと思います。職員主催ではありましたが、これまでにない盛り上がりをみせることができました。クリスマスツリーや、節分、ひなまつりなどの行事の飾り物作りが、今後も病棟の風物詩になればと思います。さて、来月のテーマは?どうぞお楽しみに。
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