グリーン・ファーム・リハビリテーション® 2019年度シーズンいよいよ本格始動!
5月9日 日頃農業指導いただくタキイ種苗㈱の方も来院されて見守りいただくなか、多くの患者様とともに夏野菜の苗の植え付けと種まきを実施しました。この日扱ったのは、約15品目。トマト、ピーマン、ナスといった代表的な夏野菜をはじめ、成育とともに蔓がグリーントンネルを形成するきゅうり、ゴーヤ、モロッコインゲンなどです。グリーントンネルは各品種の茎が支柱やネットを伝って伸びてトンネルを形成するもので、毎年恒例の夏の風物詩となりました。
日よけとしてだけでなく、下から上へと成長するため車いすの方から、立って歩行できる方まで様々な状態の方に収穫いただける場所となります。また収穫だけでなく、誘引(支柱やネットと茎をくくること)作業などが発生し、グリーン・ファーム・リハビリテーションⓇのプログラムに活かしやすいことから設けている場所です。

茎がネットを伝って伸びる。やがてトンネルへ
今後は大きく成長することを祈りながら水やりや成育に合わせて誘引作業などに取り組み、6月下旬からは少しずつ収穫が本格化します。今年も夏が楽しみです!
さて、この日は夏野菜の準備だけでなく、昨年も経験した酷暑対策などについても議論を重ねました。大原だからできる取り組みとして積極的に実施していますが、何よりも安全面が第一です。
かねてから意見交換を実施し、この日は遮光トンネルも設置しました。昨秋から準備した主要地点の温度計や、タキイ種苗㈱からも携帯型熱中症計も提案いただき、より一層安全に活動できる体制も並行して準備、検討を重ねています。
今後も安全を第一に、農業のプロの指導も仰ぎながら大原だからできるプログラムとしてレベルアップを目指して行きます。
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