お知らせ

多面的な連携を通じた、地域医療への貢献を目指して

京都大学医学部附属病院の看護師の皆さまと、主に後方支援(退院支援)を担うソーシャルワーカーの皆さま総勢9名をお招きしました。多面的な連携を目指す一環として、今回は、看護師(病棟管理者)同士の「 看看連携 」を主たる目的としてご来院いただきました。

井川玲子看護部長をはじめ、看護師(病棟管理者)、セラピスト、医療連携室スタッフらが案内し、京都大原記念病院、京都近衛リハビリテーション病院(近衛病院)を農園体験(大原)も交えながらご見学いただくとともに、両院の連携状況や実際の症例なども紹介しました。リハビリテーションがどのように行われ、そのためにチームの調整役となる看護師が病棟生活でどのような工夫をしているか、をご覧いただきました。現場を担う病棟管理者同士での顔を合わせた交流は、空気感を共有するきっかけとなりました。今回をきっかけに、目の前の患者様に安心を提供できるよう、気軽にコミュニケーションを取ってよりスムーズな相互連携を行うことを確認し、当日の案内は終了しました。

日々のリハビリテーションは、医師をはじめとした多職種のチームで患者様と向き合い取り組んでいます。1日最大3時間の訓練だけでなく、それ以外の病棟生活も含めて入院生活全てがリハビリテーションです。その意味で、入院生活中に患者様の一番近くで看護り(みまもり)、時にはチームの調整役ともなる「 看護師 」が顔を突き合わせて意見交換できたことは貴重な機会となりました。

今後も高度急性期、急性期を担う医療機関と密に連携し、地域医療に貢献していくことができればと考えています。

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