活動紹介

グリーン・ファーム・リハビリテーションⓇ

2018年度の活動紹介

活動メンバー集合写真

参加者数:約100

総収穫量:約400kg

こだま文様umebachi石楠花 農園活動が徐々に活発になる春

4月は、春夏に咲くパンジーとサルビアの植え付けと、前年秋に採取し冷蔵保管していたヒマワリの種まきをしました。
いずれもしっかりと花を咲かせ、特にサルビアは10月頃まで見事な赤色で咲き、散策路を歩かれる方々の目を楽しませてくれました。

5月に入ると、春夏野菜植え付けの準備を始めました。2017年夏に好評を得た「グリーントンネル」の設置に向けた簡易なアーチトンネル状の支柱を設置しました。
前年秋に種まきをした、エンドウマメの収穫を開始しました。前年の2畝から、5畝へ拡張し、収穫量を確保しました。収穫物の多くは、各施設での食事に利用されました。

夏に差し掛かった6月、ズッキーニ、キュウリが実り収穫作業に取り組んでいただきました。

この頃、訓練時間以外も毎日農園に来られる患者様がいらっしゃいました。自宅でも土地を借りて菜園をされており、トマトやナス、キュウリの誘引、脇芽除去のような毎日行わなければならない農作業をよくご存じでした。
農作業に取り組み、徐々に表情が明るくなる様子に「農作業が心身に与える影響は大きい」と改めて思う事例でした。

サルビア植え付けの様子

グリーントンネル設置の準備

こだま文様umebachiちりめん紫蘇 活動のピークを迎える夏

7月には、キュウリ、ニガウリ、インゲンマメが順調に育ち、予想以上に立派なグリーントンネルが完成しました。トンネル内が涼しく農園作業を行いやすい環境となったこと、またインパクトのある見た目が足を運ぶきっかけとなり、農園は賑やかになっていきました。
中旬、例年にない酷暑のため京都市から「高温注意報」が発令。当院も「外出禁止措置」を取りました。やむなく屋外活動を控えることとなりました。
下旬、屋外活動を控える分、屋内での活動を実施しました。
毎年恒例の「ピザ作り」もその一つ。生地づくりから始め、具材には農園で収穫したミニトマト、ピーマン、ナスをトッピングしました。
また大原の夏の代名詞「赤しそ」の葉のもぎ取りを行っていただきました。もぎ取った葉は赤しそゼリーで、デザートとしてご提供しました。

8月も依然として、屋外活動を控える状況が続きました。夏野菜は大きく成長し、職員を中心に中旬にはほぼすべての夏野菜の収穫が完了しました。グリーントンネルを撤去した跡地には、モロッコインゲン、秋冬野菜、また秋の景観植栽コスモスなどの種まきを行いました。

9月に入ると秋冬野菜の畝の準備を開始。秋冬野菜には、リハビリを行いやすいよう葉野菜より、根菜を中心に選定し、中旬には、患者様と一緒に植え付け、種まきを行いました。
今夏の酷暑の経験を踏まえ、農園内およびグリーントンネル内への温度計を設置しました。日々の温度計測結果に基づき、農園活動の可否を判断できるようにしました。
立て続けに発生した台風により、備品の倒壊や、一部品種の成育不良などの影響を受けました。次年度の農園運営に向けて必要な工夫を考える機会となりました。

完成したグリーントンネル

ピザのトッピング

紫蘇の葉のもぎ取り

こだま文様umebachi紅葉 野菜だけでなく、景観も美しい秋

10月、サツマイモの収穫イベントを行いました。介護施設のご利用者などが「イモ掘り体験」に参加され、焼きイモ、一部は食事の材料としてご提供しました。下旬には、景観植栽としてビオラを植えました。
コスモスも順調に咲き、足を止めて眺める方や、ハサミを使って切り取った花を持ち帰られる患者様、家族様がよく見られました。

11月の上旬は、次年度(2019)6月に収穫となるタマネギの苗、同じく次年度5月に収穫となるエンドウマメ類の種まきをしました。今季、タマネギは良好に成長し、収穫された約60kg全量を食事提供できました。
中旬、冬の景観植栽としてハボタンを定植しました。ハボタンの定植時の姿勢は負荷が大きくなりすぎるためスタッフで対応しました。

いよいよ年末12月に。2018年度の冬は暖冬となりました。積雪も無く、患者様にも根菜など冬野菜の収穫作業に取り組んでいただくことができました。参加希望者も増え、農園での作業だけでなく、調理訓練の機会も増えました。関連施設でも、食事イベントなどでお召しあがりいただきました。

コスモス畑

作業休憩の様子

こだま文様umebachi朝霧 収穫物はイベントに、屋内作業も多様な冬

1月、冬野菜は佳境に入り、大根を病院食や、関連施設でのイベント食などとして提供し、残りは収穫・調理訓練にて使用されました。

2月は冬本番! 室内作業として芽キャベツの収穫、エンドウマメの防寒・防風用の藁(わら)帽子の作成に取り組んでいただきました。芽キャベツは農園から茎ごと収穫したものを屋内で、実を茎から取り外していただきます。一風変わった形と珍しさ、プチプチと小気味よく茎から取れることから患者様が楽しそうに作業されていたのが印象的でした。出来上がった藁帽子をエンドウマメの防寒のため畝に1つずつ差し込む作業も行っていただきました。

3月、ジャガイモの種イモを患者様と植えました。6月には、収穫です。
中旬、色とりどりのビオラを春の景観植栽として植えました。
下旬、芽キャベツの収穫・室内作業をもって冬野菜は全て終了し、次期春夏野菜の定植準備を順次行っていきます。

植え付けの様子

植え付けの様子2

野菜たくさん鍋料理

2018年度は30品目 約400kgを収穫しました!!!

  • オクラ
    ヘルシエ・まるみちゃん)
  • ピーマン
    (ピー太郎)
  • タマネギ
    (ケルたま)
  • ダイコン
    (耐病総太り)
  • 紫コマツナ
    (すみれ星)
  • ズッキーニ
    (ダイナー・オーラム)
  • モロッコインゲン
    (モロッコ)
  • ジャガイモ
    (キタアカリ)
  • キャベツ
    (彩音)
  • カブ
    (スワン)
  • キュウリ
    (VR夏すずみ・Vアーチ)
  • トウモロコシ
    (ランチャー82)
  • キヌサヤエンドウ
    (仏国大莢)
  • ニンジン
    (オランジェ)
  • あかカブ
    (ゆるぎ赤丸蕪)
  • ナス
    (とげなし千両)
  • むらさきインゲン
    (ハッピーパープル)
  • スナップエンドウ
    (グルメ)
  • 芽キャベツ
    (早生子持)
  • 茎ブロッコリー
    (スティックセニョール)
  • トマト
    千果・桃太郎ゴールド・フルティカ
  • エダマメ
    (快豆黒頭巾)
  • ウスイエンドウ
    (ウスイ)
  • 紫ミズナ
    (紅法師)
  • 白菜
    (オレンジクイン)
  • ニガウリ
    (島さんご)
  • 赤シソ
    (大原産・奥田農園間引き苗)
  • あかダイコン
    (紅三太)
  • ホウレンソウ
    (冬ごのみ)
  • ベビーリーフ
    (ガーデンベビー)

赤字はタキイ種苗㈱開発の通常品種より機能性成分を多く含むファイトリッチシリーズです