【Press Release】リハビリテーション医療のツールとして農業の有効性検証へ グリーン・ファーム・リハビリテーションに関する連携協定書を締結 京都大原記念病院×京都府立医科大学×タキイ種苗
【本件の要点】
・患者の社会復帰を支援する「回復期リハビリテーション」を担う京都大原記念病院では、2015年から敷地内の農園(約2,000㎡)で農作業に関わる全ての工程をリハビリテーションに応用。
・京都の病院、大学、企業が連携し、リハビリテーション医療のツールとして有効であるという科学的エビデンスを示すことを目指し三者の連携協定を締結。
・グリーン・ファーム・リハビリテーションは医療法人社団行陵会の登録商標(登録第5953006号)。
【本件の概要】
11月 1 日、 京都大原記念病院グループ(医療法人社団 行 陵会 理事長 児玉博行、以下、 同院)と 、京都府公立大学法人 京都府立医科大学( 学長:竹中洋 、以下、府立医大 )、及びタキイ種苗株式会社 代表取締役社長:瀧井傳一、 以下、タキイ種苗 )と、「グリーン・ファーム・リハビリテーション ® に関する連携協定書(以下、協定)」 を締結し ました 。
本協定は患者の社会復帰に向けた回復期リハビリテーションを担う同院 で、約 2,000 ㎡の農園をフィールドに 、農業をリハビリテーションプログラムの一環として取り組む「グリーン・ファーム・リハビリテーション ® (以下、GFR )」の 有効性を検証するにあたり 、 三者が 相互に協力し、成果を共有していくことを目的としています。 GFR は、リハビリテーション 訓練プログラムの一環として 2015 年から活動を本格化しました。 同院 敷地内の農園(約 2,000㎡) で農地に関わる全ての 工程 をリハビリテーションに応用して取り組みを重ね、また、リハビリテーション医療の有効なツール となることを期待し、府立医大の指導のもと研究活動 も 続けています。 また、農作業の指導については、農園のデザインや品目・品種の選定、栽培管理全般をタキイ種苗が指導に当たっています。
農林水産省の「農業と健康についてのエビデンス把握手法等調査報告書(2012 )」によると 農作業と健康に関する研究はいくつかありますが、客観的にエビデンスを検証しようとする研究は非常に少ないと され ています。 本協定の締結により、三者の資源や機能の活用を 図り、 科学的エビデンスを示すことを目指します。
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