グリーン・ファーム・リハビリテーション® 赤紫蘇のゼリー
京都大原記念病院が自家菜園を拠点に取り組む農業とリハビリを融合させた「グリーン・ファーム・リハビリテーション®」 の取り組み—
7月24日からの2日間、京都大原記念病院の患者さん7名が自家菜園で最盛期を迎えた赤紫蘇を収穫し、葉のもぎ取り作業を行いました。参加された患者さんについて、お二方をご紹介します。
参加者のお一人、野村 彰子さんは口から食べる訓練を始めたばかりでしたが、院内に掲示されたしそゼリーのポスターを見て「ゼリーを食べられるようになりたい」との強い気持ちを持つようになりました。
提供日の前日に担当医が、ご本人の意欲や体調から大丈夫であると判断し、食べることができました。言語聴覚士と一緒に昼食と「赤紫蘇ゼリー」を摂った野村さんは「香りがいいわね。美味しい」「以前から紫蘇の香りが好き。大原の旬の紫蘇を使ったゼリーをいただけて、本当にうれしい」「最近、リハビリで自家菜園に行きはじめたばかり。また紫蘇を見に行きたいわ」と話しました。
また「口から食べると元気がでたわ!」とこれからの嚥下訓練にも意欲を見せていました。
もうお一方について、グリーン・ファーム・リハビリテーション®「赤紫蘇の収穫」は、明日公開します。
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