リハビリレポート

脳内出血の後遺症とリハビリ-リハビリに励む-

一日も早い回復を願って、毎日一生懸命にリハビリに取り組む患者さんの日常をご紹介する「おおはらリハビリ日記」のコーナー

今回はWさん60代(取材当時)・女性に話を伺いました。

脳内出血の後遺症

 

-ご入院された頃と、今を比べていかがですか?

脳内(左視床)出血の後遺症で右半身に麻痺があります。
最初は立つことさえできなかったのですが、リハビリの成果が上がり、今は4本足の杖で歩いています。
家に帰って支障なく生活できるよう、さらに励んでいるところです。

-これまでどんなリハビリに励まれてきたのですか?

(作業療法の時間)

仰向きに寝て両手を垂直に上げたり、その手を頭の方向に斜めに伸ばすことから始めます。

右側を下にして横になり、右ひじを支えに体を持ち上げる動作もします。最初は右肩が前に出て痛めやすかったのですが、今はまっすぐな姿勢で1分以上静止していられるようになりました。

大原さんからは「肩の安定性が高まってきたので、ひじ、手、指と先端に向けて整えていきたいと思います。手首を回すのもうまくなりました」と評価してもらっています。

コップ大のプラスチック製円錐を積み重ねる訓練もあります。一段目二段目はうまくいっても円錐が高くなるにつれて肩が上がりにくくなります。このほか、久しぶりに包丁を使ってジャガイモをむいたのですが、思ったより簡単にできてうれしくなりました。

(理学療法の時間は)

右足の曲げ伸ばしから始めてもらいます。仰向けになって左右の足を伸ばして45度まで上げ下ろししたり、腰とひざを直角に曲げた姿勢で20秒間保持したり、つま先の曲げ伸ばしを指導してもらいます。

床への安全な立ち座りの方法も教えてもらいます。麻痺のある右足に全体重がかからないよう、立つときは左足で踏ん張って、座るときはまず右足を折りたたんでから、と細かく指導を受けるのですが、座るときはつい間違えてしまいます。

足裏からふくらはぎにかけての装具も作ってもらいました。斜めをむいていた足がまっすぐ床に着くので、おかげで随分歩きやすくなりました。

続きはこちらから【発症当時のお話】

-当グループの広報誌“和音8月号”でも紹介しています。ご意見やご質問はこちらにお寄せください-

京都大原記念病院 総合相談窓口

TEL:075-253-1328 FAX:075-253-1329

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