この度、第5回日本スティミュレーションセラピー学会学術大会を京都にて開催する運びとなりました。今回の事務局を預かることになり、大変光栄に存じます。
本会では、医学的リハビリテーションの治療手法として用いられている電気刺激、磁気刺激、および徒手による外部刺激などを担う全国の医療機関が、医療者としてのスキルアップを目的に各現場での研究成果を報告しております。
今回のテーマは、 『Seek Beyond ~普遍、前進、その先へ』 としました。「不易流行」という言葉がありますが、これは松尾芭蕉が奥の細道で体得した概念であり、哲学です。「伝統や型といった不変の真理や価値観を知らなければ基礎が確立せず、それぞれの時代の変化を知り、新たな風を吹き込まなければ進展がない」という意味です。
医療の在り方にも、相通じるものを感じます。リハビリテーションは、治療をつないでいくバトンタッチの医療です。命の危険から脱する急性期、日常を取り戻す回復期、さらにQOLの向上を目指す生活期。各ステージにおいて集中的かつ継続的な治療を提供し、様々な方法で患者様の諦めない気持ちをサポートしていくことが、リハビリテーション医療の担うべき大切な使命だと考えます。
伝統は、革新の連続で築かれます。日本のリハビリテーション医療のさらなる発展のために、患者様の豊かな生活のために、これまでのエビデンスを踏まえつつ、常に探究し、実践していく姿勢を、本会を通して新たにしてまいりたいと願っております。
今大会を、最新の知見を発表し、学び、全国からの参加者と熱く議論する場として楽しんでいただくとともに、リハビリテーション医療の使命について共に考える機会としていただけましたら幸いです。皆様のご参加をお待ちしております。
京都府立植物園
本会参加者は会期中【無料】でご入園いただけます。
● 日本スティミュレーションセラピー学会の会員(※)または過去の研究会・学術大会参加者
● 医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師などの医療従事者
※入会について詳しくはこちらをご覧ください。
下記リンクボタンより「演題情報入力シート」をダウンロードいただき、「原稿作成の注意点」の内容を確認の上、抄録を作成してください。
演題情報入力シート抄録作成時には、以下の点に注意してください。
作成いただきました抄録原稿は、「Word形式」と「PDF形式」でそれぞれアップロードしてください。
ご登録いただいた演題は、8月1日から21日までの間に本学術大会プログラム委員会において査読を行い、採否を決定します。採否の結果、および採択の場合の発表形式の通知は、応募の際にご登録いただいた筆頭演者のメールアドレスへご連絡します。
第5回日
本スティミュレーションセラピー学会
学術大会 in 京都 事務局
〒601-1246 京都市左京区大原井出町164